情報科教育法


Book情報
○5/11・12 紹介
・新・コンピュータと教育 岩波新書
佐伯胖著 1997
 情報を中心とした今後の教育について、根本的な考え方から解りやすく説明してあります。名著です。
・総合的な学習で育てる実践スキル30 明治図書
  田中博之著 2000
 今後の教育の方向性と授業場面の目標の考え方にさいて明確に説明しています。
・見てわかるパソコン解体新書 Vol 1-5 SOFTBANK
  大島篤著 1997-2001
パソコンやインターネットについて図を中心に難しい内容を非常に解り易く説明しています。技術的な理解とともに、実際の教える場合の参考にもなります。

○5/18・19 紹介 高校「情報」の授業内容を説明しているものです。
・情報 デジタルコミュニケーション
画像情報教育振興協会 (CG−ARTS協会)
 まだ高校「情報」の検定教科書はできていませんが、市販されている中では教科書のイメージに近いと言われています。(個人的には、中学の技術・家庭の内容だと思っています)
・情報科教育法
大岩 元、橘孝博、半田 亨、久野 靖、辰巳 丈夫 オーム社
 現時点で唯一市販されている、高校「情報」の教科教育法のテキストだと思います。教育方法、教育内容の全体像を理解したい人はぜひどうぞ。
・しりごみしている先生のための実践インターネット入門
永野和男他著 NHK出版
先生のための入門書ですが、「情報」の教育の考え方なども記述もあり、内容的には授業で実施するものに近いと思われます。

○5/25・26 紹介 今回は問題解決や情報の活用関係の紹介です。
・発想法,続発想法
 川喜多二郎,中公新書
 問題解決において教育現場ではKJ法が使用されますが、その原点です。
・「知」のソフトウェア
 立花隆、講談社現代新書
 インターネットを駆使しているジャーナリストだけあって、インターネットの活用法から情報の扱いかたまで参考になります。ただ反KJ法の立場をとっています。
・ライト、ついていますか−問題発見の人間学−
  G・M・ワインバーグ他著 木村泉訳 1990 共立出版社
 問題の発見と解決方法におもしろく、解り易くかかれています。
・マルチメディアデザイン論
 菊池賢治、飯吉 透 アスキー出版
 マルチメディアの開発の進め方や評価等の参考になります。
・統計でウソをつく方法
 ダレル・ハフ著 高木 秀玄訳 講談社 ブルーバックス

○6/1・2紹介 小中高校、大学生向けの情報の判断や推論に関した本です。
・クリティカル進化(シンカ−)論 「OL進化論」で学ぶ思考の技術
道田泰司&宮元博章 文 秋月りす まんが 、北大路書房
情報の収集、判断などをきちんとした理論背景をもとに、具体的な場面で非常に解り易く説明している本です。高校の「情報」として非常にお勧めです。

・論理的に考えること 岩波ジュニア新書 No 99

山下 正男 著 岩波書店
中学、高校生向けの情報の扱い、推理、推論についてかかれた本です。ジュニア向けといってますが、内容非常にしっかりしています。

・考える練習をしよう
マリリン・バーンズ 著 左京久代訳 晶文社
 10歳以上を対象としています。高校生に話しても受けるかも。

○6/8・9に紹介
・学校にLAN入しよう
NGS   学校ネットワーク適正化委員会編 1999
ネットディの話から、学校でのネットワーク構成の考え方。実際の工事の仕方など詳しく説明してあります。

・WindowsNT実践管理マニュアル
技術評論社   一ノ瀬浩幸、竹生政資著 1998
タイトルからは想像できませんが、学校にUNIXとNTをベースにした実績をもとに、学校でのネットワークの構成・設定・運用など詳しく説明してあります。

・基礎からわかるTCP/IPネットワークツール活用
オーム社   井口信和著 1999
 ネットワークに関したツールの使い方が説明してあり、実際に操作しながらネットワークのしくみや、メールサーバー、Webサーバーの動作について理解できる本です。

・図解でわかるソフトウェア開発のすべて
日本実業出版社   Mint(経営情報研究会)著 2000
ソフトウェア開発というよりは、システム開発のすべてといったほうがよい本で、なじみの少ない開発の具体的な内容について、網羅されています。

○6/15・16 紹介 情報の科学的な理解に関連した知識・技能を修得する本の紹介です。
・誰のためのデザイン?認知科学者のデザイン言論 
新曜社   D.A.ノーマン著 野島久雄訳 1990
道具やソフトウェアの使いやすさについてに書かれた本で、この分野では、原典とされている有名な本です。

・Access2000で学ぶリレーショナル・データベース SRC
鈴木昭男著 1999
リレーショナルデータベースやSQLをACCESSを操作しながら、実感として学習することができます。

・見てわかるパソコン解体新書 Vol 4
SOFTBANK  大島篤著
これは、前にもシリーズとして紹介しましたが、Vol4は、フォトレタッチや3D等のCGに関して話があつめられ、これらの分野について非常にわかりやすく解説してあります。

・復活!TK−80
榊 正憲 著 アスキー出版局
 これは日本のパソコンの原点になったTK-80というワンボードマイコンのシミュレータソフトのついて本です。先週話した、CPUの内部動作が実感できます。本の方はパソコンの歴史の理解に役立ちます。


・情報教育 重要用語300の基礎知識
西之園晴夫 編集 明治図書
日本国内の教育工学や情報教育の専門家が100名以上集まって作成した情報教育関係の用語の解説書です。情報の教員だったら必読。

・知って得するソフトウェア特許・著作権 改定版
アスキー出版局   古谷栄男他著 2000

情報化時代に対応して、特許・著作権について解説、1992年の初版より3回改訂、当然毎回大幅に内容代っているので、古本は買わないように。

・Web110 個人情報&ネットストーカー編、金銭トラブル&アダルトサイト編
  BNN社 名犬ヨッシー著 1999-2000版
インターネットでの犯罪とその予防などについて解説。同名のサイトはインターネットの駆け込み寺になっています。


・インターネットはからっぽの洞窟
クリフォード・ストール:、草思社、1997
コンピュータやインターネットの影の部分について警告している原点です。