6回目 05/25(金) 05/26(土) | 情報活用の実戦力(2) |
問題解決の手法
1.学校現場でよく使われているもの
次のものは発想法として呼ばれている。
(1)KJ法(引用文献:情報科教育法)
第1段階 | 考えなければならないテーマについて思いついた事をカードに書き出す。この時、1つの事だけを1枚のカードに書かなければならない。 |
第2段階 | 集まったカードを分類する。この時、分類作業にあたっては先入感を持たず、同じグループに入れたくなったカードごとにグループを形成するのがよい。グループが形成されたら、そのグループ全体を表わす1文を書いたラベルカードを作る。以後は、グループをこのラベルカードで代表させる。グループのグループを作り出してもよい。 |
第3段階 | グループ化されたカードを1枚の大きな紙の上に配置して図解を作成する。この時、近いと感じられたカード同志を近くに置く。そして、カードやグループの間の関係を特に示したい時には、それらの間に関係線を引く。関係線は隣同志の間でしか引いてはならない。 |
第4段階 | 出来上ったカード配置の中から出発点のカードを1枚選び、隣のカードづたいに全てのカードに書かれた内容を、一筆書きのように書きつらねて行く。この作業で、カードに書かれた内容全体が文章で表現される。 |
(2)ブレーンストーミング
ルール 司会を決める。
a.出されたアイデアを一切の批判しない。
b.自由奔放に意見をだす。
c.(出来るだけ数多く の意見、アイデアを出す
。
d.多くの意見、アイデアが出されててくなかで、それらのアイデアを結合させ改善し、より一層発展させていく。
2.QCで使用されている手法
利用可 | 手法 | 概要 | |
QC七つ道具 | ○ | 特性要因図 | 結果である特性と,その結果を引き起こす原因の関係を系統的にまとめたもので、魚の骨のような形に示をしている。 |
○ | チェックシート | チェック・マークのみでデータがとれるように工夫されたものて゜,データの収集に使われる。 | |
○ | ヒストグラム | 度数分布をで棒グラフ化したもの. | |
パレート図 | 問題の件数や金額の大きい順に項目を並べ替えて作成した棒グラフと,累積件数や累積金額を示す折れ線グラフ(これをパレート曲線という)を併記する。 | ||
○ | グラフ | 棒グラフ,折れ線グラフ,帯グラフ,円グラフ(パイ・チャート),レーダー・チャート,など様々なグラフがある。 | |
○ | 散布図 | 2変数間の関係を示すために描かれる図で、2つの変数を縦軸と横軸にとり,得られたデータをプロットする。 | |
管理図 | 管理基準をもうけて、製品の品質等のチェックをみやすく表現したグラフ | ||
新QC七つ道具 | ○ | 親和図法 | KJ法のこと |
○ | 連関図法 | 個々の問題・要因を矢印で結んで関係を示す。 | |
○ | 系統図法 | 階層的に要因・原因等を整理する。 | |
○ | マトリックス図法 | 2次元の表でデータを集計する。 | |
マトリックス・データ解析法 | 主成分分析法 | ||
○ | アロー・ダイヤグラム法 | 個々の作業の流れ等を矢印で結んで、明確にした図 | |
PDPC法 | 過程決定計画図(Process Decision Program Chart) |