7回目 06/01(金) 06/02(土) | 情報活用の実戦力(3) |
ディベート
参考文献:ザ・ディベート 自己責任時代の思考・表現技術 茂木秀昭 ちくま新書
1.(教育)ディベートのイメージ
・討論者からの情報 = 共通問題場面に対する、事実、問題認識、対応等
・媒体 音声、文字等 同期、非保存
・方向性 両方向
2.ディベートへの誤った認識
上記文献より引用
「ディベートはサギをカラスと言いくるめる技術ではない、主観的な意見をひとまずおいて、まず客観的に争点を分析し、問題の全体像を把握した上でその本質を探り、最終的に主観的な判断をくだす根拠を得るためのものなのです。」
ディベート = 共同 で行う問題解決の場 としてとらえるべきである。
プレゼンやディスカッションはどたらかというと自分の主観的な考えを他者に伝えるか訓練する場。
3.ディベートの意義
(1)思考訓練
・勝ち負けではない=とちらがより、問題の本質にせまり、より合理的な解決方法であるか比較・検証する。
・自分の本との考えとは違う立場で検討しなればいけない
= 客観的にものを見て・判断する場の提供
・問題解決より、問題発見の場
(2)実社会のシュミレーション
・肯定・否定の両方の視点から問題を検討し、対応を考える
・議論を通じて、問題があきらかになったり、その複数の解決方法メリット・デメリットが明確になる。
(3)聴き方の訓練
・相手を論破するのではなく、それぞれの最終的にはお互いの意見のいいところを認めていく。
・論議をかみ合わせるだめに、感情的にならず、相手の話を謙虚に聴く態度の育成
(4)表現の技術
・論理的なコミュニケーションをする場面