9回目 06/15(金) 06/16(土) | 情報の科学的 な理解(2) |
ネットワークでおさえること
情報の科学的な理解において「情報」の教師としてネットワークについての知識はかなりのウエートを占める。
また、「情報」の教員が今後の学校の情報化において、中心となることが予想されるためネットワークの設置・運用・セキュリティ等についても十分な知識が要求されであろう
1.「情報」の教員としてネットワークについて最低限知っていること
教師のための「理屈で覚えるインターネットとTCP/IP」
を参照すること
http://www.jona.or.jp/~gohome/TCPIP/
以下のことに答えられますか?
・インターネットの考えた
・TCP/IPのしくみ
・DNSによる名前解決のしくみ
・メールやWWWが使えるしくみ
・ルータ、ゲートウェイの役割
・プロバイダーの役割とダイアルアップのしくみ
・ダイアルアップルータのしくみと役割
・ファイヤーウォールとセキュリティ
2.学校のいろいろなネットワーク形態
(1)接続回線
使用回線 | 接続形態 | 通信速度 | 接続台数 | 月額費用 |
アナログ電話 | モデム | 50数bps | 1台 | 従量制 |
ISDN | TA | 64Kbps | 1台 | ・従量制 ・フレッツェ定額 数千円 |
ダイアルアップルータ | 64Kbps | 数台 | ||
OCN | ルータ・LAN | 128Kbps | 十数台 | ・定額 3万数千円 |
ルータ・LAN | 1.5Mbps | 数十台、数百台 | ・定額 23万円 | |
専用線 | ルータ・LAN | 各速度あり | 速度に対応 | ・各速度に対応 |
CATV | モデム・LAN | 数百bps | 数十台 | 数千円−2万程度 |
ADSL | モデム・LAN | 数百bps | 数十台 | 数千円 |
光ファイバーサービス | ルータ・LAN | 数Mbps | 数十台、数百台 | 来年度より |
(2)学校の接続形態
a.サーバー無し
b.外部サーバを借りる
c.学校内にサーバを持つ
d.センター方式(サーバはセンターで一括管理)
e.センター方式(サーバは学校内)
3.セキュリティと学校内のいろいろなネットワーク
インターネットとイントラネット
セキュリティはトレードオフ
何もサーバーを持たないのが一番安全、何の機能を使うかの判断
ネットワークの専門家に要求を出す力、どこをどう情報を守りたいか、