後期3回目 10/12(金)10/13(土) 専門教科「情報」の詳細

専門教科11科目の詳細 4.2  情報科学系の専門性


 プログラムに強い人や数学科の人には向いているかもしれません。
 但しデータベースについてはコンピュータ的な要素が強いかも

科目 目標 内容
アルゴリズム  データ構造と代表的なアルゴリズムに関する知識と技能を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。 (1)数値計算の基礎
ア 基本的にアルゴリズム
イ 数値計算
(2) データの型とデータの構造
ア データの基本的な型と構造
イ データ構造とアルゴリズム
(3) 整列
(4) 検索
(5) データベースの概要
ア ファイルとデータベース
イ データベースの仕組み
ウ データベースの設計と操作
授業イメージ例 教師としての勉強の内容
・自動販売機の動作について、フローチャートとオブジェクト指向に基づく設計技法でそれぞれ表現する。
・異なる文字コードを変換するプログラムを作成する。
・簡単な圧縮、解答を行うプログラムを作成する。
・リスト、スタック、キューをJavaで表現してみる。
・Javaを使い、検索、ソートのプログラムを幾つか使用し、その処理の特徴を測定する。
・LispやPrologなどのリスト処理に強い言語を使用し、人間の思考の一部をシミュレートしてみる。
・AccessのGUIによる処理結果とそのもとになるSQLでRDMSのしくみを理解する。
・身の回りの簡単な事務処理をとりあげ、それを表現するためのDBを設計し、SQLで構築する。
・DBを使用するWebプログラムを作る。
・マイクロマスウで迷路抜けのプログラムを作成する。

・自律プログラム型のロボット?対戦ゲームで、その対戦アルゴリズムを作成する。
・アルゴリズムを表現するための、Java・VBなどの言語の習得
・コンピュータの数値の内部表現や誤差についての理解、文字のコードについて
・一般的なフローチャートやオブジェクト指向に基づく設計技法の理解
・リスト、スタック、キューなどの基本的なデータ構造の理解とプログラム上の表現。
・ソート、サーチなどの各種手法とプログラム上での表現
・リレーショナルデータベースとSQLの理解
・正規化を含む、実在現象からDBを設計するまでの手順の理解
・アクセスなどのパーソナルDBの十分な習得
・各言語からのDBのアクセスについての習得
・WebベースのDBアクセスのプログラム方法の習得
科目 目標 内容
モデル化とシミュレーション さまざまな現象を数理的に扱え、コンピュータで解析し、視覚化するための知識と技術を習得させ、実際に活用する能力と態度を育てる。 (1)モデル化とその解法
ア モデル化の基礎
イ モデルの種類と特性
ウ シミュレーションの基礎
(2)現象のモデル化とシミュレーション
ア 連続的に変化する現象
イ 離散的に変化する現象
ウ その他の現象
授業イメージ例 教師としての勉強の内容
・物理的な現象のシミュレーションをJavaで作成する。
・待ち行列についてのシミュレーションプログラムを構築し、各要因により、状態がどのように変化するか実験する。
・実験計画における要因について、統計的に検定を行う。
・プロジェクト管理ソフトを使い作業計画を作成し、ORに基づき、最短、最長工程を考え、最適な作業手順、作業方法を決める。
・地球温暖化における各要因のシミュレーションを行い、どのような対応が可能であるか考える。
・水の中における物体の形状とその抵抗について、実測値とシミュレーション結果を比較する。
・ローン計算において、借り入れ金額、返済期間、返済方法においてどのような違いが生まれるか計算する。
・風速、風向などが変化する状況における飛行機のフライトのシミュレートを行う。
・モデル化やシミュレーションを行う場合のJava・VBなどの言語の習得
・モデル化に必要な論理代数、数値計算方法、統計、ORについての理解
・実際に世の中で行われているモデル化やシミュレーションの内容についての理解
・離散モデルと連続モデルの実際のないようについての理解
・各モデル化の分類とその特徴についての理解
・Excel等含まれるシミュレーション、統計用の機能の十分な習得。