情報科教育法:今週のコラム

第5回 マイサーバーを持とう


 最近ではフレッツェISDN・ADSL等のサービスが開始され常時接続の回線が低額で利用できるようになりました。また、ドメイン名の利用等も簡単にできるようになり、自分でインターネット・サーバを持つ環境が比較的な楽にできるようになりました。コンピュータやインターネットの技術を習得する意味でも、マイ・サーバーを持つといいかもしれません。
数万でサーバーを用意すれば、月一万円以内で十分回線やプロバイダーの契約ができます。

○サーバーを用意しよう。
サーバーはLinuxやFreeBSDなどのUNIX系を利用した方が良いでしょう。Windows95等でもサーバーにすることができますが、セキュリテイの面などで問題があるようです。

○回線を用意しよう
フレッツェISDN、フレッツェADSL、他ADSL等の回線を使用します。CATVが使える場合もあります。使用できる条件としては
・グローバルアドレスが割り当てられる
・契約でサーバーの接続ができる

・ドメイン名の取得・設定する
自分の好みのドメイン名を取得します。以前は固定IPでなければサーバーが利用できませんでしたが、最近ではダイナミックDNSのサービスがあり、フレッツェISDN、フレッツェADSLのように、常時接続でも、必ずしも恒常的に同じIPアドレスが保証されていない場合でも平気です。

・本について
最近、これらの常時接続に対応して自宅でサーバーを持つという解説書や雑誌の特集が増えています。これらを読むと比較的な簡単にサーバーを構築することができます。

注意
サーバーはいろいろなコンピュータ犯罪の中継地点になったり、またサーバー自体が被害を受けることもあります。サーバーの設置に関しては、セキュリティに十分注意を払い、これらが理解できない人はサーバーを立てる資格がないと考えた方がいいかもしれません。