情報科教育法
前期と後期の学習内容の違い ・教師にとって、その担当科目の専門家という側面と、その担当科目を教える専門家という側面の2つの能力がされる。 特に、「情報」は新設であり、また学際的にも、指導要領の定義においても幅広い分野であり、また、近年の学習観の変化等により教え方も、この授業をとる学生にとって経験のないものである。 ・前期は主として、担当科目の専門家という側面から「情報」の指導要領を理解するとともに、それから要求される知識、技能がどのようなものであるかを学習していく。 ・後期は主として、担当科目を教える専門家という側面から、新しい教科である「情報」の教育をどのように実現していくかを学習していく。 |
評価方法:
出席点 40%
レポート 20%
課題 20%
授業Webへの参加 20%
この講義の参加者はインターネットへのアクセス、電子メイルなどの活用について積極的に取り組み、少なくとも授業期間中、早々にこれらができるようになることを前提とする。
(レポート・課題のメイルでの提出、Web上での議論への参加など)
また、情報処理資格等保有者に対しては別途評価加点を行う。
教科書 (「情報」の教員になろうと思う学生は必須)
高等学校学習指導要領解説 情報編 文部省 開隆堂 2000
参考図書等
・ 文部省(1999) 高等学校学習指導要領
・ 情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究協力者会議(1998) 体系的な情報教育の実施に向けて.文部省
・ 坂元昂監修・牟田博光編著(1993) 教育システム工学講座1巻・教育システムの改善.