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理屈で覚えるパソコン入門:


2.3 パソコンの中の机
 ウィンドウズは窓と言う意味です。この窓を考える前に、この窓をあるディスクトップについて考えます。

 ディスクトップとは「机の上」という意味です。前に説明したウィンドウズが起動している時の画面を、このディスクトップと呼んでいます。右の図のように、ちょうどパソコンの画面が机の上にあり、ここでいろいろな仕事をすることを意味しています。最近のパソコンはグラフック(絵)やマウス等を使って操作しやすくなっています。その考え方の一つに皆さんの仕事をしている従来の机の上の環境をパソコン上で真似をしていることにあります。
 そこで、パソコンの画面上のグラフック(絵)が、実際の人間の世界でどのようなものを表しているか理解するとパソコンの操作を早くすくなり理解する手助けになります。まず、普通の机の上でどんな仕事を日常しているか考えてみましょう。

 左の写真は普通の机を上から見たところです。皆さんはこのような机の上でいろいろな仕事をしているでしょう。

 左の写真は、普通の机にパソコンのディスクトップの一部を加えたものです。プログラムを起動するための「スタート」といくつかのアイコン(絵)が表示されています。

 左の写真は、パソコン上で電卓プログラムを起動したものを、現実の机の上にあてはめたものです。パソコンの場合は画面上に電卓が表示されますが、現実では机の上に電卓を置いたことに対応します。

 左の写真は、パソコン上でワープロプログラムを起動したものを、現実の机の上にあてはめたものです。パソコンの場合は画面上に文字が書けるワープロ画面が表示されますが、現実では机の上にノートを置いたことに対応します。人間の世界では、このノートに鉛筆やペンで文字を書いていきますが、パソコンではキーホー−ドというタイプライターみたいな物を使って文字を入れていきます。このパソコンに文字やいろいろな情報を入れることを「入力する」と言っています。

 単にノートだけを出して文章を書いていたり、単に電卓だけを机の上に置いて仕事をしているわけではありません。普通の場合は左の写真のように机の上にノートや電卓、その他いろいろな資料をいっしょに出して仕事するでしょう。そしてパソコンでもこれと同じようにディスクトップにいろいろなものを表示して仕事することができます。そのときに個々のプログラムの画面「ウィンドウ(窓)」と呼んでいます。次はこの「ウィンドウ(窓)」とはどのようなものか細かくみてきましょう。

[補足:より簡単なプログラムの起動]

 パソコンのディスクトップは皆さんの机と同じように、個人個人の使いやすいように変更や設定することができます。一番使うのが「ショートカット」の作成です。「ショートカット」は「近道」と言う意味で、スタートからプログラムを起動すると面倒なので、ディスクトップにアイコン(絵)を置いて、それを指定するとすぐにプログラムが起動するようにしたものです。ショートカットのアイコンを作成すると、左の写真のようにアイコン(絵)にひもをつけて、その先にプログラムを結び付けているようなものです。(ここでは「インターネット」というアイコン)赤いひもをつけて、その先がなんかのプログラムにつながっています。

 右の写真は、ショートカットを使用してプログラムを起動するイメージです。インターネットというアイコン(絵)を指定した後、糸をズルズルたぐって、ホームページを見るプログラムを起動したところです。このプログラムはもちろんスタートから起動することも、できますが、良く使うのでショートカットが作られています。ウィンドウズの場合、あることをする時一通りだけで無く、何通りかの異なった操作で同じことができます。徐々に自分にはどの方法が一番合っているか見つけていきましょう。

[体験しよう/練習しよう](教育テキスト及び訓練プログラムを使用してください。)
レッスン3:プログラムの起動
(1)ショートカットからのプログラムの起動。