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理屈で覚えるパソコン入門:


2.7 窓をもっと使おう
 ここではウィンドウのサイズ変更についてもっと詳しくみていきましょう。

 プログラムの本来持っている画面とディスクトップ上に表示される画面の関係を左右の図に示しました。左の図のようにディスクトップ上のウィンドウが十分に大きければ、プログラムの画面がそのまま表示されます。それに対して、右のようにウィンドウが小さければ、本来のプログラムの画面の一部しか表示されません。右の図のような場合、すべての画面をみるにはどのようにしたらよいのでしようか。

 そのためには、左の図のようにディスクトップ上のウィンドウで表示する、もともとのプログラムの画面の位置をずらしてやります。具体的には右の図のように赤で囲んだ部分をクリックしたり、緑で囲んだものをドラッグして動かす操作で表示する位置を変更することができます。

 左の図が表示位置を変更しているところです。下に見えるのが本来のプログラムの大きな画面です。上に見えるのが実際にディスクトップ上に見えるウィンドウです。ウィンドウの「窓」という意味はこのように、大きな画面の一部を窓からのぞいて表示しているということです。

 こんどは、ウィンドウの新しい操作を説明します。左の図のようにウィンドウの右上には、3つの絵の書いてあるボタンがあります。この四角をクリックすると、次の(下の)図のように、そのウィンドウが画面いっぱいに広がります。特にあるプログラムだけを大きく見たい場合によく使用します。この事をウィンドウズの最大化と呼んでいます。
この絵の四角はウィンドウが一個だけを意味していて、最大化した場合は、ディスクトップには一個しかウィンドウが見えないことを意味しています。

 左の図が、ウィンドウを最大化したところです。今度はウィンドウの右上にある3つのボタンの真ん中の絵が変わっています。そしてこのボタンを押すともとの状態、前の(上の)図にもどります。この絵の意味はウィンドウが二つ重なりあって表示していることを意味しています。言い換えるとディスクトップ上に複数のウィンドウが表示することを意味します。

 左の図が、ウィンドウの右上の3つのボタンの中でね一本の横棒の絵をクリックする場合でする。クリックするとこのウィンドウが画面から消えます。このことをウィンドウの最小化と呼んでいます。あるのプログラムをディスクトップで使う場合で、他のウィンドウがじゃまな時にこの最小化をよく使用します。

 左が実際に最小化したところです。プログラムが終了してメモリから無くなった訳ではなく、単にディスクトップから表示がなくなっただけです。その証拠にディスクトップの一番下にタスクバーと呼ばれるところにワープロプログラムがあることが表示されています。このタスクバーのボタンをクリックすることで、もとの状態、前の(上の)図にもどります。上のボタンの一本の横棒はこのタスクバーを表し、ウィンドウをタスクバーに隠すことを意味します。

 ディスクトップの一番下のタスクバーには、実はウィンドウの最小化にかかわらず、そのディスクトップにあるすべてウィンドウがボタンとして表示されています。左の図ではディスクトップ全体がワープロプログラムのウィンドウに覆われていますが、隠れて電卓もあります。そのため、タスクバーには、ワープロプログラムと電卓のボタンが表示されます。

 最小化したウィンドウをもとに戻したように、タスクバーのボタンをクリックするとそのウィンドウを表面に出すことができます。左の図は、上の図で電卓をクリックした後の状態です。隠れていた、電卓がディスクトップの一番上に表示されています。

 左の図はいままでのことを、タスクバーで細かく見たものです。タスクバーには、現在のウィンドウのボタンがいくつか表示されています。そしてボタンを押して引っ込んでいる状態のウィンドウがディスクトップ上で一番上に表示されます。前にウィンドウか重なって表示されている時に、そのウィンドウ自体をクリックして一番上に表示する操作を説明しました。同様のことがタスクバーでボタンをクリックすることでできます。

[体験しよう/練習しよう](教育テキスト及び訓練プログラムを使用してください。)
レッスン6:ウィンドウの操作(その2)
(1)ウィンドウの最大化
(2)ウィンドウのアイコン化
(3)ウィンドウのタスクバーでの切り替え