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1999年版製品の分類方法の概要

 TV会議は急激に進歩している分野です。次のように製品を分類しています。

TV会議装置 ルーム型 モニタ・コーディク・マイク・スピーカー等システムに必要なコンポーネントをメーカーでシステム化して販売している製品です。モニタ等別売の製品を含みます。
デスクトップ型 PC・キットタイプ PCに組み込んで使用します。ボード・マイク・スピーカー・ソフト等キットになっている製品です。PCに組み込まれて販売されている製品を含みます。
簡易キット・ソフトウェア PCで使用します。ソフトのみの製品で、他のマイク・キャプチャ機能などは利用者が別途容易します。キャプチャボード等を含んだ簡易キットも含みます。
セットトップボックス型 オールインワン コーディク・マイク・カメラ等がセットになった製品です。モニタに接続すると利用できます。
コーディク コーディク装置のみの単体販売です。
TV電話 モニタ・コーディク・ヘッドセットが一体になった製品です。

.製品の分類方法の詳細

(1)ルーム型

モニタ・コーディク・マイク・スピーカー等システムに必要なコンポーネントをメーカーでシステム化して販売している製品です。専用ラックがセットになっているものもあります。この比較表ではモニタ等別売の製品を含みます。
 マイク・スピーカーにはこの図のように、一体になっているものと、別々になっているものがあります。コーディクには、専用ハードウェアのものと、PCベースのものがあります。
 一般に、高品質の会議を行うためのシステムで、製品の体系では最上位クラスになります。

(2-1)セットトップボックス型:オールインワン

 コーディク・マイク・カメラ等がセットになった製品です。TVの映像と音声に接続すると使用できます。
 ルーム型と同程度の高品質を手軽に利用するための装置と、廉価で家庭などで使用する装置に2極化されています。

(2−2)セットトップボックス型:コーディク

コーディク装置のみの単体販売です。カメラ・マイク・スピーカー・モニタ等は別途購入します。
 ルーム型で使用している、コーデック装置を単体販売している場合もあります。

(3−1)デスクトップ型:PC・キットタイプ

PCに組み込んで使用します。ボード・マイク・スピーカー・ソフト等キットになっている製品です。PCに組み込まれて販売されている製品を含みます。
 現在、主としてISDN上での品質の高い会議をサポートする製品になっています。
 キットに付属しているボードは音声・映像・通信の機能を持ちます。マイク・スピーカ-は図のようにヘッドセットをサポートしているものと、マイク付スピーカーをサポートしているものがあります。
  他のカメラ・マイク・スピーカーの使用も可能です。

(3−2)デスクトップ型:簡易キット・ソフトウェア

PCで使用します。現在、主としてLANやインターネットで使用する製品になっています。
 ソフトのみの製品で、他のカメラ・マイク・キャプチャ機能などは利用者が別途用意します。音声はPCのサウンドカードを使用します。この比較表では、カメラやキャプチャボード等を含んだ簡易キットも含みます。