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理屈で覚えるパソコン入門:


2.2 プログラムの起動って何
 いよいよ、パソコンのメモリにプログラムを設定する話です。タイトルにあるように、このこのとを「プログラムを起動する」といっています。

 ゲーム機の場合は、個々のプログラムは一つ一つのカセット又は一枚一枚のCDの中に入っていました。パソコンではどのようになっているのでしようか。左の写真のように同じハードディスクの中にいろいろなプログラムが入っています。ちょうど一枚のレコードの中に複数の曲が入っているようなものです。実はWindows95/98も同じようにハードディスクの中に入っています。

 まず、実際どのような操作をするとプログラムをメモリに設定できるか示します。左の図はメモリにウィンドウズだけが乗っている時のものです。上の写真のようにハードディスクの中に入っているプログラムは人の手でゲーム機のカセットのように直接メモリに設定できないのでウィンドウズのその作業をやってもらいます。
 ここで説明するのはいうなればウィンドウズにプログラムを起動する操作方法になります。

 画面の左下のスタートをマスウで指定すると画面が上のようにかわります。次に指定していくと左の図のように「ワードバッド」とでてきますのでこれをマスウで指定すると「ワードバッド」というワープロプログラムがメモリに設定されます。(マウスで指定するというのは初めてでてきしたが画面は見るだけでなく、マウスという装置をつかって画面上でパソコンを操作できます。)

 では、実際にパソコン内部でどのようにしてプログラムが起動するか見ましょう。
(1)ウインドウズの起動
 左の図のように、パソコンの電源を入れた時、ハードディスクから自動的にウインドウズがメモリに入ります。このとき画面にはウインドウズの画面が表示されます。(DOS/Vという種類のパソコンには、電源を入れた時にウインドウズを自動的に読み込む仕組みが入っています)

(2)プログラムの起動
 このページの初めに示したように、ウインドウズの画面で起動するプログラムを指定します。するとウィンドウズが指定されたプログラムをハードディスクから読み込みメモリに設定します。ここの例ではワープロプログラムを起動しています。

(3)プログラムの使用
 メモリに設定されたワープロプログラムはウィンドウズの上に乗っかる形で動きはじめます。そして画面にはワープロで使う画面が表示されます。この状態でワープロの画面で文章を作ったり、修正したりします。

(4)プログラムの終了
 ワープロでの作業が終わってこのプログラムがいらなくなったら、ちょうどゲーム機からカセットを引き抜くようにメモリから取り出します。このとき画面からワープロプログラムに「終了しろ」と指定します。するとワープロプログラムはメモリから消え、ちょうど(1)のようにメモリの中にはウインドズだけが残った状態になります。この後、続けて別のプログラムを同じように起動して使うことかできます。

 上で説明した「(4)プログラムの終了」の具体的な操作の様子を右に示しました。これはワープロプログラムの中に終了「ワードパッドの終了」を指定するとワープロプログラムがメモリの中から消えます。この時単にメモリの中から消えただけで、ハードディスクの中にはちゃんとプログラムの元が残っていますから、再度起動すると何回でもメモリに設定して使うことができます。
 つぎからは、ウィンドウズの名前の由来である窓について話をしましょう。

[体験しよう/練習しよう](教育テキスト及び訓練プログラムを使用してください。)
レッスン2:プログラムの起動と終了
(1)スタートからプログラムを起動する。
(2)メニューからプログラムを終了する。