左の写真はゲームボーイという携帯用のゲーム機です。前に説明したファミコンと同じように、写真左のカセットのなかにプログラムが記録されたメモリが入っています。また、左の黄色の本体の中にCPUがあり、本体にカセットを差し込んで使用します。ゲームボーイは携帯用のため、本体にある比較的な小さな液晶画面に写ります。また、最近カラー画面になりましたが、それ以前は白黒でした。 |
次に右の写真の一番左の機械がスーパーファミコンでやはりゲーム機です。先のゲームボーイに比べて大きく使用するゲームのカセットも大きなものです。
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上の「ある人」が多かったのでしょうか。左の写真のようなゲームボーイ用のカセットをスーパーファミコンで使えるようなアダプターが発売されました。これを使うとゲームボーイ用のカセットをカラーのテレビ画面で遊ぶことができるようになりました。 |
上にこのアダプターの使い方を左から順に示しました。一番左の写真ははスーパーファミコンの本体だけがある状態です。次に真ん中の写真はアダプターを本体に差し込んだところで、またこの状態ではゲームで遊べません。最後の右の写真がアダプターにゲームカセットを差し込んだところです。これでいよいよゲームができます。アダプターはスーパーファミコンのカセットの大きさとゲームカセットの大きさを合わせるということは見て分かりますが、実はアダプターの中にもプログラムを格納したメモリが入っていて重要な働きをしています。このアダプター内のプログラムは本来、白黒のゲームボーイのカセットに色をつける仕事をしています。さらにゲームボーイ用のプログラムがスーパーファミコンでちゃくと動くように調整しています。実はウィンドウズはこのアダプターとほとんど同じ仕事をしています。次にパソコンの中でウィンドウズがどのようになっているか見てみましょう。 |
左の図に電源を入れる前のパソコンのメモリの内容を示しました(これからの説明がしやすいようにいままで使っていた左下のようなメモリで表しているものは、このメモリの一部と考えてください)。この時メモリの中には何も入っていません。この状態は上の写真と同じでゲーム機本体があるのと同じでパソコンの機械だけがある状態です。 |
左の図が電源をいれたばっかりのメモリの内容です。メモリの中には自動的にウィンドウズがハードディスクが設定されます。実はウィンドウズをプログラムです。左の図はその時の画面の様子です。これがウィンドウズだけがメモリに入っている時の画面です。実はゲーム機でアダプターが入っている状態(上の真ん中の写真)と同じで、特に何かパソコンでできるわけではありません。 |
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左の図が文書を作ろうとしてワープロプログラムを使っているところです。上の右の写真でアダプターにゲームのカセットが乗っているように、ちょうどメモリの中ではウィンドウの上にワープロプログラムが乗っている内容になっています。この時、右の図のように画面にはワープロの画面が表示され、文書をつくる作業ができようになります。 |
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左の図はワープロプログラムの変りに電卓プログラムを使っている時のメモリの内容です。この時はウィンドウの上に電卓プログラムが乗って右のように電卓の画面が表示されます。 |