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TV会議システム・マルチメディア通信のお勉強

TV会議システム・マルチメディア通信をとにかく使ってみたい人に


Q06-01


インターネットを使用したTV会議の場合、国内と外国とで接続費用は違いますか。

 インターネット電話を使うと海外の電話料金が安くなるという話があります。ここでは、インターネットを使用した場合の接続費用について説明します。

1.答えは国内や外国のどこにつなごうと3分10円で接続できる。

 プロバイダ経由でインターネットを使用したインターネットフォーンやTV会議では、基本的に上図にに示したようにプロバイダ(個人と契約してインターネットの回線に接続するサービスを提供する会社)までの通信費用を払うだけで、国内や外国のどこでも同じ料金で通話/会議ができます。これはインターネット自体が複数の回線の集まりで上図のの赤い線で示したところはプロバイダ等が準備していて、この部分を使用するのはプロバイダとの契約費用に含まれているからです。 普通自分に近いプロバイダからアクセスするので、都度かかる費用は3分間10円になるでしょう。

2.正しい答えは「現在は」国内や外国のどこにつなごうと3分10円で接続できる。
 外国と通話ができて3分10円というのはなんとお得なものだと思います。ただし、この答えには「現在は」という条件が付きます。ここではなぜ「現在は」という条件が付くか考えてみます。
 このページ自体がインターネットを通して皆さんのてもとに届いています。少しインターネットを使った人なら気づいていると思いますが、同じベージを表示する場合でも、人があまり使っていない朝早くは少しの時間で表示され、たくさんの人が使っている夜11時ごろからは表示に時間がかかるようになります。インターネットような世界では同じ回線を複数の人が契約して共同で使用しています。個々の回線に通るデータの最大量は決まっているので、使っている人が少なければ、個人のごとに使えるデータが増えて、早く画面がでます。同時に使っている人が多いとその逆になります。
 普通のインターネットの使い方はメールやホームベージをみることが中心です。ホームページを見るためにプロバイダへ接続しているときは常時データが流れているわけではありません、実際にはベージを表示した後、見たり考えたりしたりしますすが、この時はデータが流れています。このように現在のインターネットはこのようにあまりデータを流さないことを前提に設備の用意、使用数人数の想定、料金の設定を行っています。ところが音声や映像を使うことは、ホームページを見ることに比べて何十倍のものデータを回線に流すことになります。ただ、現在は音声や映像で通信する事が少ないので、プロバイダーも黙認しています。ところが、外国との通話が安いということになり多くの人が使うようになると、それに伴い設備の増強等が必要になり、料金が上がってくることが予想されます。

3.情報化社会に対する公共投資とは
 最近、国の公共投資を情報分野に使おうという話題が上がります。いままでの公共投資は建物や道路などいろいろな人が共通的に使うものに税金を使用してきました。ここで、インターネットの発達などにより、今後情報自体も従来の道路等と同様にみんなの生活に必要で共通に使うものという考えが出てきました。今後インターネット電話やTV会議などを行うと、どんどん設備を増強していく必要がでてきます。これらの整備を公共事業の一つとして行うことが検討されてきています。