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TV会議システム・マルチメディア通信のお勉強

TV会議システム・マルチメディア通信をとにかく使ってみたい人に


Q07-01


MCUにはどのようなものがありますか。

 TV会議システム・マルチメディア通信にはいろいろな方法があり、それに対応してMCUの種類も違ってきます。
ここです、TV会議システム・マルチメディア通信の方法を再度分類するとともにMCUの種類について説明します。


1.TV会議システム・マルチメディア通信の利用方法

映像/音声の会議
映像/音声無し 音声のみ有り 映像/音声有り




データ
会議
無し
・普通の電話
・インターネット電話
・通常のTV会議
データ
会議
有り
・データ会議
(・チャット)
・音声付きデータ会議 ・ディスクトップ会議


2.MCUの種類
 上の表に示したように、データ会議の有無と映像/音声の有無によって、使い方や扱う情報が変わってきます。MCUもそれに対応してそれぞれ次のような製品が用意されています。

利用方法 扱う情報/規則 実現のしくみ
データ会議 ・T.120 ・ソフトウェアでデータを各端末から収集/配信する。
通常のTV会議 ・H.320
又は
・H.323
・主としてハードウェアで映像/音声を各端末から収集/合成/配信する。
音声付きデータ会議 ・T.120と音声(H.323) ・ソフトウェアでデータ/音声の収集/配信する。
ディスクトップ会議 ・H.320とT.120
又は
・H.323
・主としてハードウェアで映像/音声を各端末から収集/合成/配信する。
・ソフトウェアでデータを各端末から収集/配信する。
・上記二つの機能を統合する。

 通常のTV会議のH.320対応以外のMCUは1996年の秋以降、ここ1−2年で製品化されたてきたので、MCUという言葉を使った場合H.320対応のものを示しています。また、T.120やH.323等、LANやインターネットで使用する多地点制御を行う機械はMCUではなく会議サーバー(Conference Server)と呼ばれることが多いようです。(個人的な予想ですが、ネット上にある多のWebサーバーやメールサーバーとの関係でこの名前がついたのかなと思っています)