オルゴールの写真を左に示しました。ゼンマイを巻くときれいな、音色が流れますね。この音が出る仕組みだけを右の図に示しました。
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パソコンの仕組みを説明する前に、左の図のような少し変わったオルゴールを考えてみましょう。普通のオルゴールとちがうのは、円筒が一枚の板になっているところです。ただし、この板には同じように金属板をはじくための突起がつけてあります。
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パソコンなどのコンピュータとよばれる機械にはCPU(シー・ピー・ユー)とメモリの2つの重要な部品が必ずあり、この2つがコンピュータの主役です。
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実際、メモリの中でも左の図に示したような電気的なスイッチで突起が作られています。スイッチがオフの時にはでっばりが無、オンの時にはでっぱりが有と考えています。
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こんどはCPU(シー・ピー・ユー)について説明します。CPUはオルゴールと対応させると、実際に音をだす金属板になります。ただし、音をだすのではなくパソコン/コンピュータでは、メモリの中にある突起の状態にによってCPUが画面に文字や絵を出したり、インターネットから情報を引き出すような動作をします。 |
左の図にCPUがメモリの中の突起の状態によってどのように動くかを示しました。オルゴールの場合とまったく同じで、メモリの一列の内容にもとに動作していきます。もちろん図のようにメモリのスイッチが動く訳でなく、やはり電気的に一行ごとにそこにある8個のスイッチの状態をCPUで調べていきます。
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