高校「情報科」の教材・指導案作ってみました。(情報I対応)[2022年度]

2025年大学入試対策 - シミュレーションとアルゴリズム
「初級教材 プログラミング編Part1/表計算編」と2025年大学入試の情報科の解説ビデオ公開しました。
2022年12月
>>>対策サイトへ

本サイトについて

  2015年ごろから情報科の教材を公開していますが、2018~2021年度に実際の高校の授業で使用し改善してきたものを、情報Iの1年間分のモデルカリキュラムを作って整理して公開します。
  本サイトは情報Iに、まだ不慣れな教師が授業で使えるように、アクティブラーニングの考え方を元に、生徒が動画、演習・実習用資料、小テストを使って主体的に学習するこができるように考慮しています。
 個々の単元などで使えそうなものがあったら、試してみてください。(なお、本教材はCC BY-NCで公開していますので、通常の授業で自由に改変して使用できますので、動画の元ファイルも含めめて自由にお使いくだい。)
 なお、「情報I 年間教材リスト」にはモデルシラバスに沿った教材が整理されています。また「情報 追加教材」には、年間教材リストに入りきらなかったものと、やや高度な内容の教材が含まれています。
すぐ使える生徒用簡易Webサイト
下記のサイトを生徒がアクセスすれば、資料、動画、小テストをすぐに使えます。教師は印刷資料を用意すれば、ほぼ利用できます。(教師は小テストの解答を見ることはできませんが)。
https://beyondbb.jp/index2022S.html
本サイトの利用補足情報
〇本サイトの概要使い方について
本サイトの概要使い方(動画)(14分)
上記動画のpdf版
〇本サイトの情報Iのモデルシラバス
情報Iモデルシラバス(Excel)
情報Iモデルシラバス(pdf)
各教材の使い方メモ(Word)
各教材の使い方メモ(pdf)
〇「情報I年間教材リスト」の項目の意味
- ちょっと確認: 教師と生徒の主要教材をpdfにしたものです、各授業内容が簡単に確認できます。
- 演習/実習: 演習(30分程度)と実習(数時間)の概要です。ちょっと確認で示したものを使う場合が多いです。
- [動画]: 動画のリンクです。(リンク情報は「使い方メモ」内にあり)
- 小テスト: 小テストのGoogleフォームのイメージリンクです(利用に関しては、 (小テストGoogleフォームの利用の仕方(pdf)を参照。)
〇ダウンロードZip
1学期、2学期、3学期、追加教材単位で一括してダウンロードできます。内容は主教材、演習用シート、課題ファイル、動画の元Powerpointファイル等です。
最新情報/お知らせ
2024/1/20 RDBとSQL
RDBの操作の基本とSQLの1時間用の教材です。 2023/11/19 プログラミング関係追加
Pythonの関数/配列とアセンブラの教材を公開しました。
2023/10/20 n進法変換
n進法変換/2進数の小数の教材を公開しました。

2023年度教材暫定公開版

授業で使用したものを参考までにそのまま公開しています。Google版とOffice(iPad)版です

分類

内容

ちょと確認

補足

データベース
RDBとSQL
RDBの操作をExcelとsAccessで演習します。
Pyhton
関数/再帰
Pythonのユーザ関数と再帰についてのワークシートです。
Pyhton
配列
Pythonの一次元/二次元配列についてのワークシートです。
CPUの動作
アセンブラプログラミング
CPUの動作を理解するために、CASLIIのシミュレータを使った簡単なアセンブラのワークシートです。
n進数/コンピュータの限界
n進法の練習
2進法小数の練習
n進法変換の練習用ワークシートです。
2進法での小数の表現の練習シートです。
情報デザイン(一括ダウンロード)
以下の情報デザイン関連のPPTなどの一括ダウンロードです。
情報デザイン
情報デザイン入門
情報デザインについて人間の情報処理の観点から説明しています。
情報デザイン
小論文の作成
情報デザインの観点から小論文を作成します。
情報デザイン
ポスターの作成
情報デザインの観点から高校生らしいポスターを作成します。PPT/スライドで作ります。
情報デザイン
プレゼン資料の作成
SDGを題材にプレゼンテーション用のスライドを作成します。(ポスター作成でPPT/スライドの使い方を前提にしています)

情報I 年間教材リスト

1学期.

(20時間)

ID(時数)

内容

ちょっと確認

実習/(演習)/[動画]

小テスト]

11(1)
オリエンテーション
12(1)
情報とメディアの特性
13(1)
情報モラル
個人情報の流出
傷つかない傷つけないために
14(6)
文書処理ソフトの操作
文書処理ソフト課題(Word)
文書処理ソフト課題(Googleドキュメント)
15(4)
情報デザイン
小論文作成
[情報デザイン]
小論文作成
16(1)
問題解決の流れ
発想法
(マインドマップ) (ブレーンストーミング)
17(0.5)
著作権
18(0.5)
ファイル・フォルダ操作
(ファイル・フォルダ操作)
19(4)
ポスター作製
情報デザインの流れ
ポスター作製(PowerPoint)
ポスター作成(Googleスライド)
1A(1)
ユニバーサルデザイン
(ユニバーサルデザイン/バリアフリー)
1B(1)
情報技術の発展
情報セキュリティ
情報化と私たちの生活の変化
(個人の情報セキュリティ)

2学期.

(21時間)

ID(時数)

内容

ちょっと確認

実習/(演習)/[動画]

小テスト]

21(6)
表計算ソフトの操作
表計算ソフト課題(Excel, Googleスプレッドシート)
22(2)
デジタルの世界へ
数値と文字のデジタル表現
音と画像のデジタル表現
色と動画のデジタル表現
目的に応じたデジタル化
23(1)
ゆるキャラ作り
24(1)
コンピュータとは何か
ソフトの仕組み
演算の仕組みとコンピュータの限界
25
モデル化とシミュレーション
(開発中)
26(1)
おもしろプログラムの作成
おもしろプログラムの作成
27(6)
アルゴリズムの表現
プログラムの基本構造
プログラムの基本構造
アルゴリズムのプログラム
28(2)
ネットワークとインターネット
インターネットの仕組み
サーバとクライアント
インターネット上のサービス
(DNS実習)
(Webメール実習)
(ネット関係の用語)

3学期.

(9時間)

ID(時数)

内容

ちょっと確認

実習/(演習)/[動画]

小テスト]

31(6)
データの形式
データベースの活用
さまざまなデータモデル
データ分析の流れ
目的に合わせたデータの利用
32(4)
xx高校の生徒って、どうよ調査
xx高校の生徒って、どうよ調査
33(4)
なまけもののSDGsプレゼン資料作成
なまけもののSDGsプレゼン資料作成

追加教材  情報I, 情報II, 専門科目(情報デザイン,コンテンツの制作と発信など)

補足:小中学校用:小中学校の生徒用で利用していますが、高校向けにも利用できます。
    試作:教材のみ作成し、実際の授業ではしようしていません。

ID(想定時数)

内容

ちょと確認

補足

A01(1~2)
自分だけのLINEスタンプを作ろう
スマホを利用してLINEスタンプを作成する実習。手軽なので時数調整などに利用可。
A02(4)
パワポでCM/プロモーションビデオを作ろう
PowerPointのアニメーションと画面切り替えの機能を使ってビデオを作成するものです。 Powerpointはタイムラインが細かく調整できため可能。
A03(4)
ECサイトをデザインしよう
Googleサイト(Google IDがあれば利用可能)を使用して、オンラインショッピングサイトを作成します。
A04(1)
だまされ度チェック
チェックシートで各生徒が、自分のだまされ度を確認した後、ネットや実社会でだまされる理由などについて主に心理面から学習します。
A05(4)
インフォグラフで全国グルメマップを作ろう
情報デザインの実習でマップ型のインフォグラフをPowerpoint/Googleスライドで作成。
A06(4)
インフォグラフでビジュアル歴史年表を作ろう
情報デザインの実習でタイムライン型のインフォグラフをPowerpoint/Googleスライドで作成。
A07(2~4)
micro:bitプログラミング(小中学校用)
microbitのプログラミングでLEDの点滅やScratchとのリンクの内容もあります。
A08(2~4)
minecraftプログラミング(小中学校用)
教育版マインクラフトのプログラミングの初歩に関した内容です。
A09(4)
地域データでレポート作成
オープンデータのRESASを使用して、地域に関する問題のレポートを作成する。
A10(6)
ペーパープロトタイピング
アプリをペーパープロトタイピングで設計してScratchを使ってスマホ用のアプリを作る。
A11(1~2)
結果を統計的に正しく判断
どうよ調査の発展的な学習として統計的検定を実施する(Excel使用)。
A12(1)
ソフトウェアのテスト
三角形の判断プログラムのテスト項目を例に、ソフトウェアのテストてはどのようなものか学習する。
A13(2~3)
自動販売機を設計・プログラミングする
自動販売機のプログラムをフローチャートやUMLのいろいろな設計方法で考える。
A14(3)
ホームネットワークの設計(試作)
実際にホームネットワークを設計する。
A15(2~3)
ブレッドボードによる論理回路実験(試作)
ブレッドボードとロジックICを使用した論理回路の実験です。
A16(4)
レシートからデータベース(試作)
スーパーなどのレシートを元にデータベースの設計を学習する。